つかんではなす

何かをつかんでははなしてしまう。そんな毎日を過ごしています。

全てが止まったので会社の仕事を一時やめてしまった話

私は会社員です。

職の性質上、業務内容には必ず特許執筆がねじ込まれてきます。 特許を書けば、少しではありますがお金が入ってくるし、転職する際にも役立つし、会社の中でも重要な成果となるので、それなりにメリットがあります。 ですが、正直今の私にはこれ以上特許を書き続けることがしんどくて、書くことを諦めました。 IT分野で特許出願を試みているのですが、私自身まだその分野に明るくなく、その上特許を書くことも初めての新人なのです。 そんな中、指導員に相談しつつ悩みに悩んで、調べに調べて特許を書いていきます。 文書作成において当然のことだと思うのですが、作成した文書は他書に添削してもらうものですね。 悩みに悩んで書いた文章の添削を指導員に依頼すると、その日か次の日くらいには修正箇所の指摘コメントが返ってきます。 それが数回で済まず、何回も続きます。これも当然のことです。 でも私にはそんな状況が耐えられなかった。 調べて悩んだ書いた文章も図も、全て見ていないかのようなコメント。 指導員も指導員で自分の仕事をで手一杯なのはわかるが、私も私でなあなあな返事をされても露頭に迷うしかなくて困ってしまうのです。

それでもこれでお賃金をもらうため、自分をなんとか保ちます。

「逃げちゃ駄目だ」 -新世紀エヴァンゲリオン-

こんなもんやってられるか!犬にでも食わせておけ!

正直特許の内容的には社会に出したところで誰かに使ってもらえる気がしないし。 なんだったらすでに商品化されてるでしょ...n番煎じも大概にしろください。

私、がんばれ! 「どんな戦況でも逃げちゃ駄目だ」ってジャイアンが言ってたもん。

しかし、その時はやってくるんです。

全部俺のせいだよな。

こんな俺をきっとロマネコンティ氏は許してくれない。

「アナタ怠惰デスね?」-『Re:ゼロから始める異世界生活』-

これは軽くトラウマものです。

面白おかしく書いていますが、特許の話になると、本当にタイピング速度が遅くなるしタイポも増えるし、頭の回転がいつもの1/100くらいになっていたので、 本当に精神的に参ってしまっていました。 夜は寝られないし、朝は起きれない。 感情はコントロールできなし、食欲も止まらないし、いつも絶望感に打ちひしがれる。 おまけにコロナが流行っているから、土日になっても遠出をしてパーっと遊びまくるみたいなこともできなし。

しんどい日々が続いていました。

私には姉が一人いるのです。彼女に会社の愚痴を聞いて欲しく、お酒を飲みながら話してみたのですが、彼女も彼女で精神が強くない人なので、逆にストレスがたまる羽目になりました。アドバイスが欲しいんじゃなくて、ただ話を聞いて欲しいだけなんだよ。自分だって同じような立場に立ったことがあるんだから、この気持ちを理解してくれてもいいんじゃないか。もう彼女に何かを相談することは諦めますね。

大好きだったアニメも音楽もみる気力がなくなる日がくるなんて...。

そんなこんなで、今は一旦お仕事をおやすみして、精神状態を安定させることに集中しようと思います。 幸いにもこうやって文字を通して自分の気持ちを吐露することに関しては、ストレスフリーに行えるので、自分の好きなように文章をかくかく。