つかんではなす

何かをつかんでははなしてしまう。そんな毎日を過ごしています。

pdflatex + CJK をどうしてもやりたかった

latexで画像を貼るとき、何度もコンパイルしてみて画像のサイズを調整をするのは面倒です。 また、画像の大きさを微調整しながら、具体的な数値をbondingboxで指定するのもなんとなく嫌だなーって思ってました。

\textwidthを駆使して画像の横幅をテキストの横幅に合わせて自動調整してくれるような記法がありまして、これ便利で好き。ファイル形式も指定しなくていいところも好き。

\includegraphics[width=0.8\textwidth,height=\textheight,keepaspectratio]{file}

keepaspectratioで画像の縦横比固定です。

このkeepaspectratioやファイル形式未指定は、platexlatexでは使えず、pdflatexでないといけないらしいのです。 しかし、pdflatexは日本語未対応なのです。

そこで、pdflatexを日本語対応させるために必要なパッケージがCJKパッケージなのであります。

以下がサンプルコード。

% encoded in UTF-8
\documentclass[a5paper]{article}

% パッケージ読み込み
\usepackage{CJKutf8} %CJKパッケージ
\usepackage{graphicx} %figureパッケージ

\begin{document}

   gazo is image. 

   %begin: 個々の和文箇所を CJK 環境で囲む。
   \begin{CJK}{UTF8}{ipxm}
      画像はイメージです。
   \end{CJK})
   %end-------------------------

   \begin{figure}[位置指定]
      \includegraphics[width=0.8\textwidth,height=\textheight,keepaspectratio]{file}
   \end{figure}

\end{document}

<ipxm>は、「IPAex 明朝」フォント(CJK用)のファミリです。 自分の好きなフォントに変えてね。

これでできた!

参考

https://qiita.com/zr_tex8r/items/cdaac1500718eb9fa330